科学未来館

image札幌へ戻る便を遅らせて,ウチの講座の修了生の新任先を訪問.本人は非番なのに私服で勤務先を訪問.

この日は,『はじまりは いつもひとつの「なぜだろう」』を標語にした「第46回科学技術週間」のサービスで入館は無料.

館内で月一回開催されているサイエンスコンサート(写真)にたまたま遭遇.職場の一角でこんな行事が開催されているというのは,なんとも優雅でうらやましい.

展示の内容的は小学校高学年〜高校生ぐらいが丁度良い.最先端の科学や技術に触れられるのは良いが,今ひとつ「発見」の要素が少ないようにも思える.子供の科学への芽生えを啓発するには自然史博物館系のほうがよさそうにも思った.それぞれに役割分担があるということか.

ここは「見てもらうのは物より人です」というポリシーで運営されており,とにかくスタッフが多い.修了生もその見せもののひとつとして採用されたわけだ.

単なる解説ではなく,科学の面白さやイノベーションへの憧れをどううまく伝えられるかが「見せもの」達の使命となるんだろう.そのためには「見せもの」自身がパッションでもって訴えかける力を持つ必要があるようにも感じた.

今後のご活躍を願う.


日ベ共同観測

日本−ベルギーの南極共同観測の可能性を探るワークショップ.

地学系ばかりが盛り上がる.生物・雪氷はどうした?


かんちがい

昭和基地へ行ってしまうとばかり勘違いして暗い息子に送り出されて東京へ出張.


ハズレ

科研費はずれた.このところハズレばっかし.当たっていたとしても,越冬で遂行できなかったんだが...

当たるところはいつも当たっているみたいだし,こう自分のハズレが続くと,研究するなっ,ていわれているようで,モチベーションが下がって仕方がない.評価では「もう少し」っていうんだから,一度くらいやらせてくれても良いんじゃないのかなぁ...

午後,雪氷学会北海道支部の講演会と総会.ようやく役員から解放された.

夜,山岳部の海外遠征計画検討会.

椅子の温まる暇もない一日.元気が出るような知らせが欲しい.


博士課程タダ

授業料2年タダ/北大というAsahi.comの記事.

対象者は,なんと今年度工学部入学の博士課程院生全員.太っ腹.

授業料はいったん納めてもらうが,研究補助員として採用して,相当額を報酬の形で支給する

というカラクリらしい.

財源には、企業や自治体からの受託研究費や奨学寄付金など、研究科の外部資金約10億円から5%を充てる。各研究室への配分額を少しずつ削って捻出(ねんしゅつ)する

というのが気にかかる.外部資金が10億とか,その5%で博士課程の学費をちゃらにできちゃう,とか,同じ北大なのに私の住んでいる世界とは別世界.

うちや理学部の21世紀COEで雇われている研究員やRAたちは,わずかな報酬を得ているばかりに,そのオブリゲーションにひーひー言っている.私がみるに,自由に研究を展開する雰囲気とはとても言えない.研究者として食って行くには,そういうプレッシャーに耐える力も必要だけれども,PDやDCのうちからそんな環境に晒してしまうのはなんともかわいそう.

工学部のシステムに同様のオブリゲーションが課されるのかどうかは定かではないが,報酬の形で支給するということは,少なくとも就業規則とか税法上の問題をクリアしなけりゃならんのではないか,と思ってみたりするんだけど...いっそのこと完全に免除にしちゃえばいいのに...

とにもかくにも,研究室で集中すれば二年でD論を完成させられるような分野がうらやましい.短期で終わるのなら,その間に借金したって,たいした額にはならんだろう.むしろ問題なのは,4ー5年もかけなければ一定の成果が出ないような分野の院生のほうだよ.そういうところにこそ,数年分でもいいから学費を免除するシステムが必要だと思う.


教育の重要性

「韓国の安全保障に最も危険な国」とは,北朝鮮でもなく米国でもなく,この日本なんだそうな

時流というか偏った国家プロパガンダに左右される世界観を持つほうが危ういんじゃない?日本の情けなさを思えば,そんな国に「最も危険」という認識を持つほうが結局は自分たちを間違った方向へ向かわせるんじゃないかと思うんだけどなぁ.中国もまたしかり.

政治ネタはあまり書かない主義だが,なにを言いたいかというと,自分で考える能力,権威に頼らない実力をつけることが「環境問題」においても「環境教育」においても重要だということ.「学者」の肩書きを持ち「ヒューマニスト」のお面をかぶった「政治家」的存在が一番危ないんである.

「起学」はこの罠をどう回避するのかが見物である.楽しみ楽しみ.


火星デビュー

一度に拙著二編が世に出た.一編は火星に関する論文.これで私も火星デビュー.

下記のプログラムにもあるとおり,大御所さんが南極の内陸環境と火星とのつながりに注目する提案をされる,ということもあって,私のレビューも役に立てるかもしれない...などと期待してみたりもする.

そういえば,ドラムリンのレビューを書いたときもそんなことを思っていたような...でも結局は,氷河地質学も氷底水流派も,いまだに日本で勢力を拡大できずに孤軍奮闘状態...な私なんである...

「日本−ベルギーの南極共同観測の可能性を探るワークショップ」
プログラム

日時 2005年4月22日(金曜)10:20-17:00
場所 国立極地研究所2階講義室

10:20-12:00
集会の趣旨説明 白石 和行(極地研)

南極内陸砂漠の永久凍土と風化・土壌形成プロセス−火星の地表環境の理解に向けて
  松岡憲知(筑波大学)
セールロンダーネ山地での氷河地形の研究課題
  岩田修二(首都大学東京)
地球表層環境変動システム研究における南極内陸山地研究のいくつかの意義
  三浦英樹(極地研)
東アフリカ-東南極造山帯の進化発達史
  馬場壮太郎(琉球大学)
東南極ドロンニング・モードランドのPan-African火成活動のマグマ過程
  大和田正明(山口大学)

昼食 12:00-13:00

13:00-15:10
南極大陸での広帯域地震計アレイ観測計画とベルギー基地での展望
  金尾政紀(極地研)
ベルギー夏基地における大気観測
  中島英彰(環境研)
宙空無人磁力計ネットワーク観測将来計画
  門倉 昭(極地研)
南極における微生物探査の現状と展望
  長沼 毅(広島大学)
凍土モニタリングと古地表面状態の推定
  石川 守(地球環境観測研究センター)

2004年11-12月の現地偵察報告
 基地候補地の調査 白石和行(極地研)
 あすか基地の現状 石沢賢二(極地研)

日本の南極観測の今後の計画ー第VII期(2006-09)計画
  藤井理行(極地研)

休憩 15:10-15:30

15:30-17:00
ベルギーの基地建設計画と科学観測計画
  Hugo Decleir (ブリュッセル自由大学)

総合討論


個人情報保護法

午前中にゼミ.

お昼に,この四月に施行された個人情報保護法について話題になり,コースとしての対応にも思いをめぐらせる.サーバー管理もシビアになるかな...院生だって,「アンケート調査」なんて安直に考えちゃいけなくなったんじゃないかなぁ...もっとも,アンケート調査にははなから非常に懐疑的なんだけども...

事業所としての対応が気になって,内閣府・国民生活局がまとめた指針集で文科省の指針を見てみる.なんと縦書きPDF.これを縦スクロールしてパソコン画面で読むのはなんか変.内容は官僚的文章の手本みたいでいまいちよく理解できないんだけど,経済産業省には大枚はたいて作ったと思われるこんなビデオもある.こういう具体例がもっとあるとうれしい.また,個人として情報を侵害された場合の対処方法も知りたいと思った.

夕刻,とある説明会に出るために「札幌市男女共同参画センター」へでかける.地下部の飲み屋はよく利用していたものの,地上部内に入るのは初めて.結構立派な内部におどろく.

説明会の内容に,自分が行きたくなった.


Google Map

パソコンが突然死.代替機をしたてて仕事を続行するも,ここ数日間はまったくバックアップを取っていなかったのでダメージが大きい.おまけに学内メールサーバーがさっぱり転送をさばいてくれないので,重要なやりとりのタイミングを逃してしまうという二重苦にさいなまれる.

今日は半日以上これらでつぶれた.夕刻,死んだマシンが生協へと修理に引き取られて行った.

Googleの地図検索で衛星写真が見られるようになった.衛星写真といっても近年の高解像度化はハンパじゃない.空中写真なみの写りを見られるところもある.残念ながら提供されている範囲は北米のみだが,Scablandの地形研究には結構使える.コロンビア川沿いのみごとな巨大リップルマークもばっちりみえる.

ほかにもいろいろ探せそうだが,同じようなことを考えている人もいるようで,このGoogle Mapで思いもかけぬシーンを見つけたという報告記事を見つけた.これは面白い.


最後の仕事

学会支部の最後の仕事.

某教授のホームページ更新.

再検査の通知.やばい.


1 219 220 221 222 223 224 225 265