実習準備
なんとかアブストラクトを投稿して,明日からの実習のための資料の準備.
今日から三月.一次的に春の予感があったけれど,真冬に戻った.寒い.
入試業務.
こんなのを作るために久しぶりに狸小路方面までショッピングに出かける.ここ数日の陽気で路面から雪がすっかり無くなった.空気も春の気配.
帰宅後,100円ショップで買ってきた老眼鏡のレンズをはずしてカラーアクリル板に付け替える作業.一個当たりの製作コストは約110円.買い物に出かけるための地下鉄運賃が一番高かったりする.
これで見る画像はLPS上のALOSステレオペアだったりするんだけど,そういえばAplle Storeで「地球観測衛星「だいち」の衛星画像処理セミナー」が開催されるとか(3月5日銀座).
久しぶりに山岳館へ.5月に予定しているイベントの打ち合わせ.
やり直し作業の続きをやりながら,週明けの一大行事の対策.
今日は業者が入った引っ越し作業の最終日.これまで積み重ねてきた段取り・下準備が破局を迎えているフェーズでもあり,一日中気を遣う.
姑息に荷物を紛れ込ませるとか,退去期限を間違えていたとか,憤りや落胆などいろいろな場面があったけれど,まあなんとか収まったかな,というところ.
しかし本当の終局は来月半ばの管理棟改修終了を待たなければならなかったりするのである.
Earth Policy Instituteというサイトのこの記事に付いているデータで《Mean Cumulative Specific Mass Balance of Mountain Glaciers Worldwide, 1980-2007 (XLS)》というのがある.じつはこのデータの出典はチューリッヒ大のWGMSにあるここのデータで,オリジナルのほうは《Mean cumulative specific mass balance of all reported glaciers (black line) and the reference glaciers (red line).》というタイトルになっている.
実はこの二つのタイトルには決定的な違いがある.それは「mean」が「Mountain Glaciers Worldwide」にかかるか「all reported glaciers and the reference glaciers」にかかるかという点.
「平均」にはその母数となった数が存在するのが普通で,「Worldwide」なるいかがわしいものに正当な母数が想定されているなどとは普通は期待してはいけない.WGMSは正確に「all reported glaciers and the reference glaciers」と平均の母数を示していて,このことからも分かる通り,実情は,30の基準観測氷河とそのほかに報告のあったいくつかの氷河の平均なのであって,決して世界中の氷河を網羅した上での平均ではないのである.
そのわずか30そこそこの氷河のマスバランスなのに,いかにも世界全体の氷河を調べ尽くしたかのようにデータを見せてしまうのは忌避すべき行為だと私は思う.Earth Policy Instituteが元データを転載・引用する際に犯している決定的な誤りは,「all reported glaciers and the reference glaciers」を「Mountain Glaciers Worldwide」にすり替えていることなのである.
ということで,ここ数日,spacific mass balance について勉強した.ご協力いただいた方々に感謝.