SciVerse

SciVerseというiPhone Appがあるんだねぇ.偶然見つけてびっくり.


初雪

木がまだ葉を散らさないうちに湿雪.こういう時は枝が折れる木が続出するのが決まり.


日本の終わりを感じた日

「センター入試、難易度別に2種類」というニュース.これ,結局は,大学入試センターはどうしようもなく堕落した大学側しか向いていない,ということの証明なんだろうと思う.どうやって新入生を確保するかしか考えてない...まったくもって全入時代の愚策である.入試というのは,その前段階へのポリシー提示の場でもあるハズなのに,高校までの中等教育への提言をする勇気も気概もなにもない...

もう日本はダメだ...


途上国の携帯事情

「世界で一番売れている携帯」という記事.
売れていること自体はどうでもいいんだけど,騎乗で携帯電話をかける遊牧民や,ヒマラヤの山中で峠に着くなり「アンテナ印何本」と気にするポーターなんかを見るに付け,以下の指摘には妙にうなずいてしまうんである.

  • 過酷な環境でサバイブ...
  • ああいう地域では電気が通ってないか、 通ってたとしてもしょっちゅう停電して断続的にしか来ないから、トーチ持ってるってことがかなり重要...
  • 一度買ったらその携帯とずっと付き合わなきゃならない...
  • 途上国はiPhoneに用はない...

image今回のブータンでも,馬方やガイド達に山中で一番人気があったのは携帯のバッテリーが充電できる装置.発発だったりソーラーパネルだったり.

「途上国はiPhoneに用はない」とはいうけれど,実感としては「途上国への出張にはSIMフリーのiPhoneは非常に便利」なんだよねぇ,これが.現地SIMは格安で入手できるし,APNさえちゃんと設定すればパケットも飛ばせるし,こまめにEDGEを切ったり入れたりしておけば,iPhone特有のパケット垂れ流しも回避できるし...「どこでもネット端末」として,先進文明世界への架け橋となってくれるiPhoneなのである.

ということで,機種変はしたけれど,改造済みの旧モデルは海外出張用には手放せない.


Back to Mac

結局今週は,留守中にたまった仕事の処理に終始しそう.

日本復帰にあわせたかのようにApple方面で大きな動き...「Back to Mac」
確かに,iPadやiPhoneで培った技術をMacに還元するという動きは正解かも.

ということで,同時に公開されたFaceTime for Mac を早速ためしてみる.テレビ電話がかかってくる未来的感覚を初体験.すばらしい.

ということで,なぜか私のiPhoneはFaceTime対応済みなんである...帰国して札幌駅に降り立つなり直行したラーメン屋の横のお店で,無意識のうちに機種変してたのだった...


写真展第三弾

罪滅ぼし写真展第三弾.題して『ブータン・ヒマラヤでみた奇妙な大地』.image
それでは以下からどうぞ...

【縞々紋様】

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木の彫り物?
(実は石灰岩の表面)
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ドンキーコング?
(実は融解しつつある
氷河表面とGPS測量する2人)
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ヒマラヤに渚?
(実はタンザ・ビーチの風紋)



【ミステリアスな地形】

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ヤクの糞?(実は岩石氷河)
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標高6千mのピラミッド?
(実は単なる基盤岩の山)
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ヒダヒダと穴ぼこ
(氷河と雪崩と地形のコラボ)



罪滅ぼし写真展第二弾

罪滅ぼし写真展第二弾.梅雨明け後の写真が中心.すっかり秋色.

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『聖のまなざし』(現地で聖地と崇められている湖畔の風景)

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『ブータン・アルプス』
(グリンデルワルトにそっくりな石灰岩の谷)
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『奥の院へ』
(標高4500〜5000mの氷河・永久凍土地帯へ)
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『湖底へのいざない』
(氷河湖測深調査中に湖面直上に現れた蜃気楼)
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『天上の牧場』
(5000mで朝霜に凍える荷役馬たち)
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『未踏峰』
(ヒマラヤ未踏最高峰・ガンケルプンズムに初めて出会った瞬間)
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『峠の花嫁』
(4000〜5000mでよく見かけたけれど名前が分からない花)


復帰

imageブータンに出かけていて一月半ぶりに職場に復帰.

留守中にあった全学停電からの復旧に失敗して,サーバー群がしばらく不能になっていたことなど,いろいろと迷惑をふりまいてしまった.罪滅ぼしに写真でも...

今回は私にとってはブータンデビュー.20年前から堅実にブータンヒマラヤ研究に取り組んで来られた方々への敬意もこめて,いろいろと初体験をさせてもらった.

ブータンヒマラヤの印象は,なんといっても天気が悪いこと.そして長時間・大比高の昇降トレック.ここにまず掲載したのは,そんな体験を一枚で表現するにはピッタリの写真.題して『タンザ・ビーチの梅雨(モンスーン)明け』.

《タンザ》とは,今回の調査のメインテーマでもある氷河湖決壊洪水(GLOF)の危険が深刻な谷の標高4000m付近にある村の名前.この上流には,今にも決壊するかも知れないと考えられているモレーン堰き止め湖がいくつもあって,その中の一つ(下の写真の一番右)では,世銀の支援で排水作業が行われている.

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《ビーチ》とは,写真の中程から左側に映っている白っぽい河床の平坦面のことで,おそらくは,過去に発生したGLOFで運ばれて堆積した砂礫地であろうと思われる.その谷底から5000mの峠にむけて登高している最中に,見事な虹が現れた.ここまで来るのにすでに2週間以上歩き続けているのだけれど,雨が降らなかった日は一度もない.この虹を契機にモンスーンが明けてくれればいいのになぁ...と思っていたら,次の日からは比較的良い天気が続くようになった.そういう節目の日の写真でもある.

ちなみに,写真中央の石は,後々,衛星画像解析に使うためのGPS-GCPとして計測した.


ローマと極東の中間で

この前のフィールドは,二十数年ぶりのキルギスだった.前回行ったのはまだソ連だった時代で,チェルノブイリ原発事故の翌年.私にとっては生まれて初めての海外旅行でもあった.

その時に,限られた重量の中で選りすぐって携えていったのが塩野七生氏の「海の都の物語」だった.そして今回は,塩野氏のエッセイ集である「日本人へ リーダー篇 & 国家と歴史篇」を持って行った.ローマと極東日本の中間にある中央アジアの小国にいると,塩野氏の論調はビンビン心に響いてくるから面白い.さらに今回は,やじろべえのもう片方を補うつもりで,内田樹氏の「日本辺境論」も持って行った.これもまた同じように心に響く.

これらを読んで感じたいろんなことをフィールドノートに書き留めてきたけれど,それを披露するヒマもなく,もう次のフィールドへと出ようとしてる.今回はかなり時間がありそうなので,大作「ローマ人の物語」にでも取り組んでみようと思っているところ.邪道かも知れないけれど,まずは,一番面白そうなカエサルのくだりから.

ところで,この時点で最新の内田氏のblogに,『もうおしまいだ」的なワーディングで危機を論じる人』の危険性が書いてあった.

危機論者にとって危機の到来は個人的には「喜ばしいこと」なのである(なにしろ彼らの未来予測の正しかったことが事実によって証明されるからである)

という指摘は確かにその通り.だけど,塩野氏がエッセイにも書いているカサンドラのジレンマにも似て,破局の予言者として苦しい宿命を背負った研究者もいることはいる(特に環境科学者に多い..かな..).そういう危機論者には「だから私にやらせなさい」という出方もありうるし,そういう提案を積極的に認めるべきだろうと私は思う.

日本はこれから「縮んでゆく」..(中略)..「縮むこと」がもたらすメリットを最大化する工夫を凝らすこと、それが私たちにとってもっとも緊急な公的課題ではないのか。

まあ,内田氏の本当の論旨はこっちにあるんだけれども,この趣旨にしたって,やっぱり環境科学者は前向きに『縮むこと』を課題として受け止めていくべきだろう,とも思うのである...研究にしても教育にしても...


猛暑

朝から気温が高い.8月も終わりだというのに本日の札幌の最高気温は34度超.夏休みが早く終わって学校が始まっている北海道の子供達はかわいそう.


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