日々の雑感 一覧

サマータイム終了

札幌だけのサマータイムは今日で終了


猛暑

今日は特別に暑い.

涼しい部屋で,オープンユニバーシティ用掲示物のプリントに終始.

夕刻,息子をつれて,豊平川花火大会.今年分はこれで終わり.


耳ラヂオ

大型プリンタには毎度のことながら悩まされる.院生の印刷を手伝っていたら,晩飯を食い損ねた.

暑い.地球温暖化などと軽々しく言ってはいけないが,はやく涼しい山に行きたい.

道東なんかは涼しいかな,と思っていたら,知床にRadio Kisar(アイヌ語で「耳」の意)というネットラジオが開局したのを発見.一回目の配信は「スロードライビング」.いきなり英語で始まるので,なんだ?と思ったのだが,基本的には日本語の放送.スタッフのblogもある.

知床から世界に向けてエコ情報を発信する,ということで,知床周辺の自然情報を発信したりエコツーリズムを提案したりすることで、地球規模の環境意識の啓発に寄与することを目的としているらしい.

これでどうやったら「世界規模」までいけるのだろうか,と思ったりするが,エコツーや環境保全のために本講座の出身者や院生も現地でがんばっていることだし,今後の展開が楽しみ.


Keynote コンテスト

首相官邸ドメインのkoizumiという人からメールが来た.私のメールソフトはそれを即座にゴミ箱に分類してくれていた.中身はメールサーバー側でウィルスを駆除済みであると通知する文面.本人からのメールだとは思わないけど,官邸関係者に,例のビンラーディンネタを装ったウィルスサイトに引っかかって「ポチッ」としてしまた人がいるんではないかと勘ぐってみたりする.

名大の中澤君,「氷芯」のをしたんだねぇ.名古屋のCOEもなかなか活発なようで,面白そう.


Appleのプレゼン用ソフトを使った作品コンテストの結果が出ている.

グランプリを受賞した作品は有料の商用フォントを使っているので,ソースをダウンロードしても標準フォント環境ではちゃんと見ることができない.これは反則じゃないのか?と思ってみたりもするが,QTでみることができるのでその雰囲気はわかる.ソースを見ると,作りは非常に単純なんだけども,それでも結構表現力があって,なかなか参考になった.

実は,こういうコンテストがあるということを知った時に,私も応募しようかな,と真剣に考えた.でも,まず日本語の作品なのでダメだろうと思ったことと,オリジナルではない素材をちょっと使っていたので,結局やめにした.その作品は,昨年度の釧路での非常勤のときに披露したもので,今でもとってある.

コンテストには数百の応募があったということだが,日本語の作品の応募はあったのだろうか?表現力さえあれば言語は関係ないとは思うんだけど...おそらく欧米仕様のMacにも日本語のフォントは入っているはずなので,アラビア文字や,漢字やなどのいわゆる2バイト文字のあやしさを前面にだしたエキゾチックな作品を作れば,けっこう受けるかもしれないなあ,なんて思ってみたりする.


めんどくささも仕事のうち

アルプスやエルズミアに出かけている人が帰ってくるまでに留守部隊として仕上げておくつもりの共著論文.今日は文献やキャプションなどの一番めんどうくさいところを仕上げる.

かたや,院生が共同発表する印刷物.どうも,著者のだれにも主体性が感じられず,もうちょっと真剣に吟味すべきだろうに...ともどかしい思いを押さえながらあれこれと口出し.

他の共著者がどうあろうと,やっつけ仕事気分はやっぱり良くない.


地球観測調査

稲妻が連続する激しい雷雨.フィールドの院生はどうしていることやら.

懸案事項の解決策は半分成功・半分失敗.

GEOSSに関するワークショップ.冷房のきいた大型講義室で体が楽.

このワークショップは,中央組だけの拙速なとりまとめに対して北大型の提案をしていこうという試み.議論をオープンにする姿勢は評価するけど,結局は,最初に声がかかったところがイニシアチブをとることになりそうな雰囲気.

「アピールすべきは,東京をすっとばして直接国際舞台へ」という考え方には共感する.でも,自分自身では何ができるのか,ということになるとちと悩む.情けない.


あづい

朝から暑い.

土曜日だというのに猛暑の中で朝からゼミ.おつかれさま.

ずっと懸案だったこと.会計に要求したけど「だめ」と言われていたこと.ふと気づいて,実はちょっとしたことで可能であることを発見.月曜日に早速ためしてみよう.


全員入学

今夜も豊平川でドン.花火ファンの私は,この音を聞くと落ち着かなくなる.仕事も手につかず.

読売新聞によると.あと数年で大学志望者と定員の数が一致するらしい.

実は,大学院はとっくの昔にこの臨界値を超えている.その現場にいる者の実感としては,定員を満たさなきゃいけないプレッシャーと修了させなきゃいけないプレッシャーとが同時に重くのしかかっているんだなぁ...その結果はというと...

余剰博士問題との抱き合わせで考えると,このままの路線でいけば,大学全入・全員博士,なんてことになったりはしないだろうか...そうなれば「余剰」なんて言われ方も消えるだろう.考えてみれば「余剰学士」「余剰修士」という言い方は聞かない.でも,実態としては「余剰高学歴社会」は随分前から到来していたように思う.

「余剰」という形容詞は,特別な資格や技能をもった人が本来期待されている能力を発揮できる場がない,という状態を表現したものだけど,みんながその特殊性を持つようになれば,それはもう特殊でもなんでも無くなってしまうと言うことでもある.そのかわり,皆が高等技能を取得するということは,国民レベルでのポテンシャルをアップさせる,ということにつながる.それでも,平均以上の能力への需要はなくならないだろうから,それこそ屋上屋の上を積み重ねていく事態になる.

記事では,ブランド力や求人力のない大学が淘汰される時代になったとあるが,大学院も同じことで,希望者がいないこと,なかなか修了者を出さないこと,を理由に講座が取りつぶされることだってあり得る.そのうち「北大の某講座・定員割れで取りつぶし」なんて恥ずかしい記事がでないとも限らない.

でも,おそらく運営者はそういう評価を世間にさらしたくはないだろうし,賢く学問の本質を見抜いている運営者であれば,問題の本質がそもそも数にあるわけではないことを知っているはずだ.数というのはとりあえず見えやすい指標だから,ついつい数合わせに汲々としがちになるが,それでは中身が取り残されてしまうのは必定.その結果,結局はブランドも求心力も,はては学問の意義・理念まで失うことになる.余剰博士問題がそのことを如実に示している.私としては,北大の運営者にはその点を見抜く力があるはずだ,と期待したい.全体のレベルがアップするのであれば,最高水準のところを大学院に固定して,つねにその部分を受け持つようにしていかなければいけないのだ.安易に一度でもレベルを落とすと,後で回復させようと思ったときには相当の時間と労力をさかねばならないだろう.

この際だから,入学希望者はみんな受けいれてしまって,代わりに出る方を厳しくしたらよいのじゃなかろうかと思う.もちろん,安易に指導を放棄させないように,習得・修了要件を細かく規定する必要はある.これをやれば,共通試験の抱える様々な問題や受験戦争なんてのも無くなる(一部には,医者や弁護士などの儲かる職業を目指して狭き門に群がる連中も残るだろうけど.そういう連中には好きなように受験ごっこをさせておけばよい.余談になるが,医者と法曹界に関しては,米国のように,まず一般の学部を卒業していることを医学部・ロースクールの入学条件にする必要があると思う).出にくくなれば,大学生も必死になって勉強するだろうから,大学レジャーランドなんて評価もなくなる.教員はずっとそれを期待してきたし,学生のやる気に十分応えるだけの覚悟はすでにできている.

余剰博士問題も結局は「数さえ出せば」という甘い見通しに基づいた結果だった.この失敗政策の尻ぬぐいをさせられるのは御免こうむりたい(今回の統計値にしても年金・出生率にしても,政府の推計は悪い方にはずれるのが常となったことだし).修了者数には目をつむって質を重視する,という生き残り戦略のコンセンサスが大学運営者と教員との間で得られればうまくいくような気がする.もちろん,学生・院生・その家族にも,大学とはそういうところだ,という意識が浸透するにこしたことはない.極端な話「あそこの研究室は出るのは厳しいけど指導だけはしっかりしている」とか「さすが,あの研究室で鍛えられてきた人だね」と評価してもらえる世の中にしなきゃ.そういう価値観の転換は,大学が自ら推し進めるべき課題だと思う.

在外で聞いたところによると,カナダの大学では学部一年時にドロップアウトする者が相当いるという話だった.ここではそもそも入るのはそんなに難しくない.経済的理由もあるだろうけど奨学制度は日本以上に充実しているので,結局はついていけなくなる者が多いということだ.世の中もそんなもんだと認めているように感じた.それに,大学生には社会人経験者も多く,生涯教育というか,自分の力を磨き直して再出発するための場,という側面への認識も定着している.

まあそれにしても,希望する全ての人が高等教育を受けられる,という条件が少なくとも数の上で整うのは悪いことじゃない.といっても,需給の面で志願者が減っていることが全入の要因となっていることを考えると,授業料は毎年のように値上がりしているわけで,進学を希望していても学費の負担と景気の問題から進学をあきらめざるを得ない人がいることも確かである.従って,定員を満たして存続を図ろうとするためには,準備段階も含めた受験にかかる費用と入学後の負担を軽減する措置をとるのが筋だろう.入試廃止と奨学金の充実は急務かもしれない.

逆説的にいえば,今の大学院ほど入りやすいものはない.教員にそれなりに指導力・研究力があって,設備や資金面で研究環境が整っているところをねらえば,楽に入れて即世界レベルの研究にふれることができるのである.やる気と向上心のある学生にとっては,まさに天国のような時代.そういう意味では,実はうちの研究科は穴場かもしれないよ...出やすいかどうかは別として.


救援

2年間の滞在を終えて,JSPS外国人研究員が離日.帰国じゃないところがミソ.

本州では梅雨があけたようで,札幌は相変わらずさわやかな晴天.大通公園ではビアガーテンが開店したようだし.

北陸地方の洪水被害にはお見舞い申し上げる.関学のワンゲル部員が,試験日程の合間をぬって恩返しボランティア救援活動に出向いているのには関心する.また,パソコン関係のメーカーが相次いで被災地のユーザーに特別修理プログラムを提供していることにも感心.なにもできない自分が恥ずかしい.

ナナオとかI-O-DATAとか,北陸方面に拠点を置くメーカーが多いことに改めて気づいた.


快復・開腹・回復

そろそろ帰ろうかと思っていたところにトラブル.

すぐに直るだろうと思って修理を始めたものの,予想以上に複雑な機構になっていて,問題の箇所にたどり着くまでに思いっきり時間を取られる.とりあえず最初の3時間で中身のデータを救い出したまでは良かったのだが,いろいろいじくったので,他の機能が変になってしまう.

院生が気を利かせて買ってきてくれた土用の丑の日スペシャル弁当を夜食とした後,深夜になってようやく全機能が回復.

そもそもの原因はというと,細かい紙の屑であった.最近のプリンタは高画質仕様で,研究科で使っている再生紙はこういう機械には全く良くない.再生紙対応高画質プリンタなんで出ないもんかなあ...その点ではリースしているコピー機は優秀.

いつものことだが,開腹修理をすると,必ず何本かネジが余っちゃうんだよねぇ.なんでだろう?


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