非生産的
「北海道学」の準備があるのに,図化機のHDがクラッシュ.
修復に丸一日を要する.
非生産的な一日.
日々の雑感一覧
「北海道学」の準備があるのに,図化機のHDがクラッシュ.
修復に丸一日を要する.
非生産的な一日.
起学の温暖化課題ゼミの第一回目.
IPCC第三次報告の気温変動曲線では,小氷期の低温化はそんなにはっきりと出ないので,実際の印象とギャップがある,ということが話題になる.
wikipediaの日本語版にもそのことは指摘されていて,この項目の投稿者はよくわかっているな,と思う.
しかし,IPCCの報告書ってのは,グローバルなことを言おうとするばかりに,全球のデータを丸めてしまう傾向がある.温暖化で知りたいのは,それが確実なことかどうかということに加えて,その影響がどこにどう現れてくるか,ということも重要な要素なはずである.
その点では,全球規模で丸められたデータはおそらく役に立たないだろう.実際の現象はローカルに発現するものであり,そこに人の営みがあるからである.また,近年の観測データや過去の環境が高精度・高解像度で取得・復元されているにもかかわらず,まるめてしまうことでその利点を殺してしまっているような気もする.
平均化や統合化はよく用いられる手段であり,院生などはむやみに使いたがる傾向があるけど,細かなデータを詳細に読み解くこと,バリエーションを尊重することは,欠くことのできない研究要素であることも意識しておくべきことであろう.
ようやく「北海道学」の一回目の準備を終える.
QSRをみたら,G.Clarke他論文への氷底水流派からのコメントとその反論が掲載されていた.コメントしたのはカナダでもお世話になったD.Sharpe博士.読んでみると水流派はどうも旗色が悪い.
Clark他からの再反論には,私がD論で解析したのと同じ手法(Polar Geoscience, 15, 123-147)で氷床底水の帯水条件が示されていた.違いは,”Cold ring”と呼ばれる過冷却条件からの解放によるsupercoolingのプロセスが組み込まれていること.私もこの重要性には気づいていて,氷河・氷床Gのゼミでも話したことがある.
当時はこの路線で進むはずだったんだけど,南極に行く機会もなかなか巡ってこなかったし,投稿論文もなかなかアクセプトされなくて,とうとう今まできてしまった,という感じ.でも,路線としては間違ってはいないことを確認できた.
ClarkさんもSharpeさんも,私の論文を引用してくれればいいのに...
陣取り合戦で正直者がソンをしないように,部門長に直訴.
学院の説明会札幌編.講義室がいっぱいになるほどの盛況ぶり.うちのコース志望者は,教授が集中講義で引っかけてきた(という言い方はまずいが)学生一人.
北大だからって周りに引け目を感じることはない.やる気があることが最も重要.
週末の晴天もつかの間.相変わらず雨で寒い.
ゼミに引き続きPDによる論文紹介の模範演技.数回続ければ,いくらなんだって院生も要領をつかむだろう...と淡い期待.
今日もメールの遅配が続く.学内ネットのタコ.
図書貸し出し管理用のサーバーが暴走して,大量のメールを振りまいていたことが発覚.それを止めて,原因を追及し,お詫びのメールを出すまでに3時間.大変な失態を演じてしまった.こういう風に個人情報の漏洩事件というのが起こるのか,と妙に納得する.ご迷惑をおかけした方々,申し訳ありません.
原因は,メール送信の該当者が0になった時の処理であった.本来なら0を検出した時点で処理を止めるようにしておかなければいけなかったのである.これまでたまたま0にならなかっただけで発覚しなかた不備なのだが,今日になってその状況が発生したんだな.例外処理の難しさを痛感.
ということで,思わぬ負の処理で中断してしまった作業を深夜になって再開する.
論文紹介もまともにできない院生集団に健全なDNAを注入すべく,PD殿にお出ましいただいて模範を示してもらうことにした.彼らだけに負担を強いるのも気が引けるので,週末から今日にかけて,自分でも論文紹介ができるように準備を進めてきた.再開した作業はその続き.
レジュメの書き方,発表資料の作り方,説明の仕方など,徹夜で発表準備をしていた院生時代を思い出した.そのころと今とで大きく違うのは,現在では,紹介する論文にまつわって話したい内容が次々と出てきて,一定時間内におさめることのほうに苦労していることである.
講義でも担当できれば,一から系統立てて自分の世界を伝えられるのだろうけど,講義をもっているわけでもないのでそれもかなわず,万年助手の悲哀を感じてしまうのである.その一方で,「北海道学」のほうは,目前に迫っているにもかかわらず,いまだに話すことを組み立てるのに四苦八苦している.やっぱり自分の研究・専門分野を存分に語ることができる「自分の講義」ってのを持つことに憧れてしまうんだなぁ...
魚類学会が魚類の放流ガイドラインを策定したらしい.
「放流による保全は容易でない」
「放流が最も効果的な方法かどうか検討すべきだ」
と指摘していることはもっともである.逆のパターンが駆除なわけであるが,疑惑だけで悪者視されている可能性のあるオオバコの問題も,学会レベルでなんらかの指針を出すべきだろうと思う.
一方的な思いこみや正義感だけでは,自然は保全できないのである.
久しぶりの快晴.気温もグングン上がる.
新緑が山の残雪に映えて非常にきれい.こういうコントラストも,今年ならではの風景かも.
夕刻,はじめて起学のゼミらしきものに出席.COE研究員の研究紹介なんだけど,M1がどこまで話を理解していたかは非常に疑問.うちのコー●のゼミと同じ末路をたどりそうなやばい気配を感じた.
うちはうちで問題多し.このままではだれもちゃんとした論文紹介のやり方をしらない研究室になってしまいそうなんである.こうするんだ!と手本を示すため,急遽準備を始めるはめに.
教員は私一人.いろいろ雑用がまわってきて,さっぱり論文が進まず.
パイが少なすぎて,RAやらTAやら,もらえるものももらえなくなる危険あり.
学祭での飲酒を全面的に禁止したらしいが,決定を下した委員連中の学生時代はどうだったのか?そういう失敗を繰り返して大人になってきたんじゃないのか?
…ほんとはもっと書いたんだけど...こういうのがあるので全文を公開するのは5/25まで保留にする.だれか投稿してみたら?
以下,6月5日に公開
そして今の学生達の気持ちや日々の行動の実態をどこまで把握した上でいっていることなのだろう?学生団体の顧問等で真剣に彼らと向き合ったつきあいをしてきた委員がどれだけいるのか?非常に疑問.一方的な禁止は,かえって学生をしらけさせるだけ,という昨今の学生気質すらもわかっていない.
学生達が幼稚化して,学生同士の相互関係の中で注意しあい自律的に酒の飲み方を学びあえるような関係が崩れてきているのであれば,それこそ「大人」が積極的に学生の間に入っていって範を示す役割を担うべきだろう.それが教育的指導,というもんだ.禁止するだけが監督というもんじゃない.酒を飲ませろ・飲ませないの問題以前に,大学という場で,当局が最もたやすく安直な手段にでたことが問題なんである.真剣な対話を否定する態度は,大学人として最も忌避すべきことだ.
ぶっちゃけた話,いくら禁止したって,結局は学生達が学外で飲むのはみえみえだし,そのときにだってきっとハメをはずしていることだろう.で,学外での飲酒事故については無関係を決め込むわけ?所詮,大学当局としては,学内で問題を起こしたくないという,ただそれだけの逃げの姿勢なんだろうな.
法人化して,粒がますます小さくなっていくような気がする.それに世の中このところ,監督責任なんてものについて,追求する方もされるほうもうるさすぎる.世知辛いとはまったくこういうこと.大人同士の信頼関係を確かにして,もっと自己責任でやらせてやれ,といいたい.
まったく,世の東西今昔を問わず,禁酒法ほどの悪法はないんである.