日々の雑感 一覧

丁板

こんなものを作ったりした日曜日.


手帳型ケース用 固定クリップの作成

ホームセンターで調達した丁板(二枚合).

ねじ穴の間隔が,本体のフリップのものと同じ.
フリップ板から分離した留め具を丁板にねじ留めする.

フリップ板とは逆向きにつけるのがミソ.
留め具を丁板にねじ留めしたのを横から見たところ.

丁板の金属をカモフラージュするために黒の合成皮革を表面に添付.
完成した丁板を装着.
丁板の二枚合わせ部分を利用して,手帳型ケースの上部に挟み込む.

丁板の二枚合わせのところが堅いおかげで,結構しっかりクリップできる.
こんな感じ.
これが私の普段の持ち方.
手帳の左側を後ろに回してジョグに指をかけるようにホールド.
手帳を開いたままジョグに指をかけるようにホールド.

本体が水平になるように下向きにホールドすると,ケースが自重で垂れ下がってくれるので,ジョグがより操作しやすくなる.

このホールドが私の今後のスタンダードな使い方になりそう.

【使用感など】

  • こういうクリップ式なら,ほとんどのケースに装着が可能です.手帳型の場合は左右を問いません.私はこれに乗り換える前まで使っていたc3用のケースをそのまま使っています.
  • ヒンジ部の隠し方など,最後の仕上げが今後の課題です.
  • 机上で使っていると,丁板の内側でジョグがプッシュされてしまうことがあるので,なんらかの対策が必要かな.
  • このページを参考にされる場合は,あくまでも自己責任でお願いします.


三重苦

昨日の講演で中断していた作業を朝から再開.図化機のHDを交換する仕事.

新品のHDについてきた移行ツールのタコさ,BIOSのタコさ,システムのタコさ,の三重苦に悩まされながら,ほぼ一日かけて移行を完了.

まったくなにやってんだか.


gLGM & JPO

朝,愛車に積もった雪に黄砂が混じっているのを確認.春も近い.が,中国の裸地化・砂漠化の影響が日本まで来ているのかなあ,と心配になる.

研究室に行ったら,朝からやけに暑い.実は後期日程の入試日であった.本州方面からの受験生もいるので,暖房を強めにサービスしているのだろうな.

Quaternary International,118-119, (2004) “Climates, human, and natural system of the PEPII transect” に目を通す.「gLGM」ってなあに?ってなもんで,今後,このタームがはやりそうな予感.

研究科アワーで,元国連Junior Professional Offisorだった藤原幸恵さんという方の話を聞く.環境起学コース構想でめざしている実務家養成(総合教育)コースにからんで,その進路として考えられる一例を紹介するという趣旨の招待講演である.

世銀の牧野さんやIYMのことなど,これまでうちの講座がやってきたことを考えると,ようやく,という感じがしないでもない.TOEFL550点以上,っていうのも,すでに導入して実践している側としてはまあまあ頷ける数値だし,ネパールの教育支援の話も身近な話題として聞くことができたし.

講演の話以上に印象的だったのは,院生の聴衆が多かったことである.関心を持つ院生がこんなにいたんだ,と思うと,うちの講座がやってきたことをもっと内部にアピールすべきだったかもしれないし,内部移行制度なんかを作れば,研究科内の他専攻から流れてくる院生も期待できるのではないか,と思ってみたりもする.

しかし,結局今までさんざんソデにされてきた経緯があることを顧みると,ようやくこちらに風が吹いてきた,といったほうがしっくりくるような感じでもある.入学時に「環境について学びたい」と思ってやってきた院生の欲求をどこまで満足させて修了させられるか,あるいはそもそも地球環境に動機づけられてやっている研究者をどう育てるか,という院教育の課題に研究科がようやく取り組みを見せ始めた兆候,と評価して良いだろう…ね?なんといっても,大学院のもう一方の主役は院生なんだから,彼らを無視した改革なんてあり得ない話だもの.


退官記念行事

12月に開催された森川フォーラムのDVD作成とビデオ配信準備.

小野教授・福島氏・亀山氏とで,河川環境と魚類の調査の打ち合わせ.

高橋先生の退官記念講演&記念祝賀会.全国から.100名以上の参加者が集う.先生のご人徳が偲ばれる盛況ぶり.

これから二次会.


東奔西走

午前中,聴覚障害者支援システムに関して,小野教授と院生と一緒にBUGを訪問.社宝(?)のIsamu Noguchi作のツクバイも鑑賞.

とって返して,講座の雑務.

低温研でのセミナーに後半から参加.

夕刻,セミナーの懇親会をブッチして講座に戻り,明日の準備を手伝う.

徒歩での高速移動で汗だくの一日.


NEXT

どんどん人が入れ替わる時期.

昨日は博士課程と修士課程二次募集の合格発表.そして本日はこれまたはこれ

このために住所録なんかを作ったりする一日.


ゴソゴソ

今日も一日ゴソゴソと過ごす.

「鍵問題」と「一覧問題」は請負い人の協力でなんとか解決.それでも最後のチェックはこちらの仕事.


寒い

久しぶりに休養できる日曜日.それでも,「鍵問題」の解法をさぐるために研究室へ出かける.

研究室でも自宅でも,どこにいても今日は冷える.


ゆく人くる人

教授会での修了生の認定も有事で終わり,追いコンもすんだ.去る人たちへの一通りの儀式が済んだ一方で新たにやって来る人もいる.その一つとして,地球環境変遷学講座に新任された杉本敦子教授の講演を研究科アワーに聞きに行く.なかなか面白かったが,盛りだくさんだったため,話を聞きながら疑問をまとめてみたり,話題にヒントを得て関連する思惑をめぐらせたりしているうちに,どんどん話が進行していったので,ちょっと消化不良ぎみ.

院生室の改造に手をつける.まるで追い出しをしているようで気が引けたが,ゆく人たちに手伝ってもらって,思った以上にはかどった.どうもありがとう.

掃除をしていたら,懐かしい品々がぞくぞくと出てきた.世の移り変わりをみる思い.私の過去が暴かれる品々も出てくるのでは,と心配したけど,あの部屋にはほとんど立ち入っていなかったことが幸いして,悪行の証拠はあらわれず,ホッとしているところ.

同じ仲間と時間を共有できるのは今限り.まさに「一期一会」の人生である.なんだかんだいって,今年度末の別れが一番惜しい.


業界語

昨夜の追いコンの席で院生たちと話していて,彼らの世代にしか通じない言い回しが結構出てくることに気づいた.そういう言い回しを使っていること自体を楽しんでいる風でもある.それがわからずにトンチンカンな受け答えをしてしまうのは,こちらのほうで,彼らから「先生わかっちゃいないねえ」という顔をされた.

そのお返しに...「わかっちゃいない」はこっちのせりふ,ということで…

この前,院生の調査につきあったときのこと.宿泊した民宿での夕食時,テーブルに醤油が見あたらないと思ったある院生が,お櫃や調味料などが置いてあるテーブルに行って『それらしきもの』を取ってきてくれた.

 院 生「これソースって書いてあるけど水っぽいから醤油ですよね?」
 その他「????」
 院 生「ドロドロしたのやらサラサラしたのやら,いろいろあったので,一番水っぽいやつ持ってきました」
 その他「????」
 ・・・沈黙・・・
 私  「水っぽいといってもラベルにソースって書いてあるから醤油ではないんじゃないか?」
 ・・・かけてみる・・・
 院生「やっぱりソースでした」

この院生は,その発した言葉だけでは即座に理解が不能なことがしばしばあるのだが,今回の院生の思考パターンを我々の言葉で学術的に表現するとこうなる.

 「黒褐色の液体調味料は,その院生によって粘性の高いものから低いものまでグラジュアルに変化するものと認識されている.その認識において粘性の高い側のエンドメンバーとして『ソース』があり,低い側に『醤油』がある.」
こう考えると,(院生の名誉のためにも言っておくが)院生のトンチンカンな行動も,それなりに合理的思考規則に従ったものだったことが理解できるのである.もちろん,「醤油とソースは全くの別物なのでグラジュアルに変化するエンドメンバーとはならない」と,その誤りを指摘することも可能となる.同様の誤りは外個人ならやりかねないし,誤りのパターンとして一般化でき,今後の糧とすることができる.

さて,「立花隆秘書日記」の中で,著者の佐々木 千賀子さんが,東大生たちと一緒に流れ作業をする話を書いている.その中で,一番手のかかる仕事をしているところで流れが滞る様子を見て,東大生たちが「律測だ」と表現していたことに佐々木さんが感心する場面が出てくる.

東大で上野千鶴子にけんかを学ぶ」の中には,著者の遙 洋子さんが,ゼミを通じて様々な学術的表現について学んでいく様子が綴られている.

これまでアカデミックな世界とは離れた場所で,それなりに活躍してきた人が,学問の世界の異質さというか独特さを感じて,その感想を率直に著書に記しているのは,読んでいても面白い.

要するに,学術的世界に生きるとかアカデミックに物を考えることができる,ということは,このようなことを言うのである.同様のことを,普段の生活の一つ一つの場面で,遊びごころであるにせよ「適用」できる東大生たちの姿は,見習うべきであろうと思った.

若者は得てして,身につけた力を早く試したがるし,自分たちの身内言葉を使いたがる.「かなり気がかりな日本語」の中で,著者の野口 恵子さんは,「『(マスコミやバイト先の)業界語』を使いたがる風潮」,と述べているが,「学術用語」も立派な『業界語』である.若者たちには,大学院にいるときぐらい,その世界に染まって『業界語』を連発してほしいものだ.

まずは身近な動作やエピソードを学術的に表現してみることだろう.酒の席でアカデミックな言い回しを遊べるようになれば本物に近づいた証拠である.そういうものにあこがれているというのが新コース入学生のこころじゃないのかなあ…


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