法政大での仕事 一覧

薄氷(Graptoveria)から花芽

今日は雪予報も出るほど冷え込みましたが、気づいたら役員室で育てている薄氷(Graptoveria)から花芽が出ていました。開花するのが楽しみです。
 受け皿にしているのは、能登地震で被災した輪島塗を救出して再生された品。多摩キャンパスの学生たちが行っていた復興支援募金の返礼品としていただいたものです。
 小さな多肉植物の花芽とよみがえった漆器。役員室にも静かに春の気配が届いてきたようです。

節分

節分。
里山の冷気に包まれていた張り詰めた空気も、ようやく緩んできたように感じます。
期末試験と追試を終えたキャンパスには、学生の姿もなく、束の間の静けさが漂っています。
少し早めではありますが、春の訪れを待ちつつ、役員スペースにささやかな雛飾りをしつらえました。

冬至

冬至。すっかり日が暮れた夕刻から多摩キャンパスの学部資料室で職員さんたちとささやかなクリスマスパーティでした。デコレーションは春の退任時に学部長室から資料室へ移していたのをふたたび活用してもらっていました。
 楽しい会ではありましたが、出てくる話題は老人介護がらみの地域問題と身の上話ばかり。やっぱりこれは国家的問題だと再認識しました。厄介なのは事情が千差万別だということです。世代によっても受け止め方が違いますし。
 私もすっかり三拠点生活が板についてきた感じですが、行く先々のインテリアを好みにいじることで気力を維持できているのだろうと思っています。

岡村隆さんの追悼会

今日は、今年7月に亡くなられた岡村隆さんの追悼会に参加しました。
故人の追悼会がこれほどに盛大に行われるのも、岡村さんのお人柄あってのことだと、会場にいてあらためて感じました。
探検部の実行委員の手で作られた祭壇も印象的でした。中央に敷かれていたのは、故人がフィールドで使っておられたツエルトなのだとか。ジャングルや古代仏教遺跡を彷彿とさせる、不思議な存在感のある祭壇でした。
私は、ただ純粋に岡村さんに感謝したいという気持ちから、この場に足を運びました。会場は、本学ボアソナードタワー最上階のスカイホールです。大学では公式の式典や会議で何度も使っている場所であり、大学役員になってからは、ある意味で私にとっては日常の延長のような空間でもあります。その場所で、今の立場から岡村さんを偲ぶ時間を持てたことは、不思議な巡り合わせのようにも思えました。少し大げさかもしれませんが、ほんのわずかでも、別のかたちで恩返しができたのではないか――そんな気持ちになっています。
岡村さんにかけていただいた言葉のいくつかは、今も折に触れて思い出します。会場に来られていた奥様に、かつて岡村さんが私の現状〜将来について語っておられた、少し予言めいた言葉のことをお伝えすると、「はい、家でも聞いていましたよ」と微笑まれました。その一言が、胸に残る、とても嬉しい出来事でした。

いよいよ師走

いよいよ師走となりました。晩秋の多摩キャンパスはお気に入りの季節です(北国性分としては雪がないのがイマイチなのですけど)。

インテリアデザイン「視点の誘導」

多摩キャンパスの役員室フロアには、本来ならばゆとりを感じさせるはずの空間があります。ところがこれまでは、単なる通路として扱われ、装飾もなく殺風景なまま放置されてきました。その先に、この春から使用している役員室があるのですが、毎朝そこを通るたびに、どうにも気分が沈み込んでしまうのでした。
 この状況を変えようと、夏休みを利用して思い切って小さな改装に取り組みました。インテリアデザインの世界では「視点の誘導」が大切にされると聞きます。人の目が自然にある方向へと引き寄せられ、そこから全体を見渡していく。その原則を意識しながら、無機質だった空間に大学としての象徴性と多摩キャンパスらしさを加えようと試みました。
 まず、入ってすぐに視線が向かうVIP室の入り口には、大学のエンブレムをあしらったフロアマットを敷き、前室の角に季節ごとのフラワーアレンジメントを置きました。真っ先に華やぎを感じられるようにする工夫です。
 その向かいには、本来なら受付やクロークにもなりそうな奥まった一角があって、三方を囲んでいる各壁面に額装したポスターを掲げ、中央にオブジェを置いたオーバルテーブルを据えました。来訪者の視線を受け止め、自然に立ち止まっていただける小さな「展示の場」として機能させたいと考えました。
 さらに廊下の奥には、長年書庫に眠っていた絵画を掛けました。そこに描かれているのはアカデミックガウンを纏った学者風の人物で、裏には「61.8.3寄贈 オックスフォード大日本語教師引率祈念」と記されています。その下には、昨年から育てているオリヅルランを配して、知性の象徴に生命の緑を添えました。
 こうして出来上がった空間は、かつての味気なさを脱ぎ捨て、大学の歴史や知性を感じさせる趣へと変貌させることができたのではないかと思います。ちょっとした企業の重役フロアのようでもあり、そこで働く自分自身も背筋を伸ばされる思いがします。日々の仕事に新たな気合いを与えてくれる舞台が、ようやく整ったのではないかと思います。さらに、この空間が大学関係者にとっても誇りと活力を分かち合える象徴の一部となればと願っています。

今日も酷暑

今日も酷暑。夕暮れの多摩川の土手の家路を歩いていたら、ひんやりした風を感じたので振り返ってみると、すごい入道雲が出てました。

ついこの前に名古屋に出張した際に水族館で対面してきたシャチ「アース」(国内唯一のオス)が3日に急逝したとのニュース(https://www3.nhk.or.jp/…/20250803/k10014883441000.html)に驚き、グッズショップで買い求めて組み立ての途中になっていたペーパークラフトを急いで完成させました。あえてお土産にしたくなったほど、評判通りなかなか迫力あって印象に残るシャチだったのでした。合掌。


多摩オープンキャンパス

八王子や青梅で40℃超を記録した酷暑の中、多摩校地でのオープンキャンパスが開催されました。あれこれ熱中症防止対策を施して、なんとか無事終了です。私も所々見回ってましたが、寒冷地仕様の体では屋外はとても無理でした。皆さんそれなりにダメージは受けていると思いますので、今夜はしっかり養生していただきたいと思います。

氷河期展

大学体育会OB会の行事でこの週末も役員出席です。上野精養軒が会場だったので、ついでに科博で開催中の「氷河期展」に寄ってきました。アニメ映画「Ice Age」の実物版といった感じのメガファウナと旧人類〜ホモサピエンスがメインテーマでした。思いのほか来場者が多く、この時代の気候変動がまさに専門の私としては、そんなに興味をもっていただいて皆さんありがとうございます、という感じでした。
 パリ国立自然史博物館所蔵のネアンデルタール人「ラ•フェラシー1号」の頭骨と、古生物アーティストのエリザベス•デイネスさんの手による復元像がこの特別展のハイライトの一つです。その復元像と対峙していた現代女性との視線の交錯、そしてその間に部屋の奥からこちらを見つめるラ•フェラシー1号の視線がつき刺さる、という、印象に残る場面がありました。ラ•フェラシー1号は、自然による氷期・間氷期サイクルを乱してしまったかもしれない現代人に何かを問いかけているようでもありました。

梅雨明けでしょうかね?

早朝出勤の多摩キャンパスはまるで高原の夏の朝のような爽やかさ。梅雨明けでしょうかね。空気が入れ替わった感じです。大学も期末試験が終われば夏休みです(役員に休みはありませんが…)。

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