日々の雑感
一覧
とりあえず
受注品の試作第一号を発注者に渡す.とりあえず見てもらって,改善要望をだしてもらうことに.ついでにあらたな発注も受けた.これは前から構想は考えていたもの.手順は単純だが,データ量が多いので処理に時間がかる.
フロアプラン
耐震補強工事の概算要求に備えてフロアプランを作成する会議.
部門間の縄張り主張は次のステップとして,ここは,骨太方針と実際に必要とする機能との整合性を第一に理想案を考える段階.
おでかけ
今日から土曜日まで十勝平野で学生実習.
耐震補強
中国ではたいへんなことになっているが,昭和50年代に建てられた仕事場が耐震補強工事が必要だということで,来年実施にむけて概算要求を出すことになった.施設部の幹部を招いて開かれた説明会では,北大内での優先順位はそれなりに高いそうだ.
ということで,改修にあわせて施設有効利用化も図るため,フロアプランを急遽とりまとめることになった.
工事中の待避生活もふくめて,これからいろいろたいへんそう.
依頼いろいろ
来週実施予定の野外実習のためのガイダンス.
FD講習会への参加依頼が来た.新任4年以内の教員と助教移行者に参加を依頼しているとか.
学際での施設公開で,昨年と同様に講演することになった.もう帰国直度の新鮮さはないんだし,このネタで続けるのはちょっと気が引ける.
地形の宝庫です!
“特に,カップリンネは,あらゆる周氷河地形が一堂に会する地形の宝庫です!”
とハリきった調子の案内が届いた.国際極年(IPY2007-08)関連イベントとして,本年8月にスバルバールで実施される「極北の永久凍土景観とその変動」の大学院生対象野外コースへの参加者を募るメールである.
カップリンネは修論調査で二夏通ったなつかしの地.このような海外実習がカリキュラムとして提供されるようになったのはここ最近のこと,当時は,実習はおろか修論の研究対象地を海外に求めるというのはまだまだ一般的ではなかったように思う.それでもなぜか周りには自力で海外での調査経験を積んでいた先輩が多かったので,新米院生としてはこれが普通なんだと思っていた.そういう自力開発型の先輩達は皆,今や第一線で活躍する研究者になっている.
それにしても,周氷河地形の宝庫にどうぞ,と,誇らしげに院生を招待できるのは,なんともカッコよすぎる.手探り状態から始めて世界の第一線を担うまでになった20年間の成果が目一杯詰まっている場所である.その資格は誰もが認めるところだろう.
南極も気軽に院生を実習に誘えるようになるのなら,私だって言ってみたい.宗谷海岸はあらゆる氷河地形が一堂に会する地形の宝庫です! ってねぇ…最近,脱稿間際の論文の最後のだめ押しで空中写真を眺めていたら,今まで気づかなかったことがいくつか発見できた.15年間眺め続けてきた写真でも,まだまだ新発見がある.すぐ現地に確認しに行けないところがつらいのだが,こうしてますます,ここが謎解き材料の宝庫であることを確信するようになっていくんだよねぇ.この快感を共有できる院生を育てられるようになるのは,いったいいつになるんだろう?
連休明け
久しぶりに研究室に出てきてなんだか調子がよいのはワーカホリック症候群か?
熊笹の謎解き
のどかな日和.下の子と北大構内に散歩にでかける.すっかり散歩の定例コースになっている北大総合博物館に立ち寄り「ライマンと北海道の地質」をのぞいてきた.地質学教室の学生だった頃,講義で,北海道の地質調査の黎明期の話を聞いた.その時に
「北海道の地質調査を困難たらしめているのは,凶暴な羆の恐怖でもなく,険しい山河でもない.それは背丈を越える熊笹である」
と先人が言い残したという話を聞いた記憶があるのだが,それがライマン一行の調査だったのか,神保小虎による調査だったのかはっきり覚えていない.当時は現在の博物館も現役の理学部として使われていて,南側の階段には大きな北海道の地質図が掲げられていたのを覚えている.講義を受けた教授の話では,その地質図の片隅にこの文言が記されているということだったように記憶しているのだが,もうその地質図もそこにはないので調べようがない.
そこで.ライマン展にヒントとなる資料があるかもしれない,と期待したのだけれど,会場内をちょろちょろと徘徊する息子に気をとられて,じっくり見ることができなかった.今度は一人で行ってちゃんと見てこよう.
入り口では,札幌市の洪水ハザードマップを無料配布していた.うちの院生の研究テーマでもあるし,一応いただいておくことにする.
